四方八方沼だらけ

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アラサー世代にこそ読んでほしい『今日、駅で見た可愛い女の子。』ネタバレ&あらすじ

作者・さかなこうじの『今日、駅で見た可愛い女の子。』は、37歳、くたびれた雑誌編集者の亀山正太郎が駅で見かける可愛い女の子に癒される1話完結型の漫画だ。

 

……なんだか怪しげな文章になってしまったが、そんなことはない。

 

亀山が駅で見かける女の子・七海ひかるは可愛いものが好き。

ミルボン・リップモンスター・プチコロンなど、SNSでバズるコスメから平成文具まで幅広く自分のファッションや持ち物に取り入れている。

そしてそれを観察する亀山も無類の可愛いもの好き。仏頂面で披露する蘊蓄に、特に平成初期世代は懐かしさMAXで共感できること間違いなしだ。

 

そしてこれも大事なことだが、七海ひかるはゴリゴリの男子校に通う男子高校生、いわゆる男の娘である。

 

 

各話で出てくるkawaiiアイテムについては以下にまとめるので、詳しく読みたい方は是非単行本も確認してほしい。

 

各話リスト

1巻収録

第1話 ミルボンのトリートメント

第2話 ウエスタンボーイ(イーストボーイか笑)

第3話 セボンスター/チャーミーパクト

第4話 ネイル(具体名無し)

第5話 キャンメイクのメイクミーハッピー

第6話 プチコロン/香り付きティッシュ

第7話 チャイボーグメイク/リップモンスター

第8話 フェルナンダのマリアリゲル

第9話 あみあみの靴(名前わからん)

第10話 365日のバースデーテディ

第11話 プロフィール帳

第12話 スイマー/プチプラファンシー雑貨店

第13話 地雷系ファッション

第14話 プリクラ

 

2巻収録

第15話 チャーミングシール/シール帳

第16話 リプトン(紙パック)

第17話 スマホポーチ/ショッパー

第18話 DXねるねる

第19話 裁縫セット/習字セット/リコーダー袋

第20話 シーブリーズ

第21話 サン宝石

第22話 お手紙交換

第23話 セブンティーンアイス

第24話 サンバリア100

第25話 Y2K(2000年代)ファッション

第26話 デコ/ネイルパーツ

 

以上いかがだろうか。

今後もどんな懐かわいいものが出てくるのか楽しみな作品だ。

 

【2023年11月最新】ジャンプ+月曜連載中のおすすめ漫画紹介

少年ジャンプ+』はジャンプでおなじみ集英社のWeb漫画アプリだ。

オリジナルはもちろん、ジャンプ本誌の漫画も読むことができる。

 

同社の売上の中でもデジタル収入はここ数年で大きく成長しており、力を入れている一大事業だ。

そのお陰かアニメ化作品も多く輩出しており、コンテンツの質もかなり高いものになっている。

 

というわけで週7でジャンプラ(少年ジャンプ+の略)を読んでいる私の個人的におすすめしたい漫画を曜日ごとに紹介していく。

今回は月曜更新の漫画を独断と偏見と趣味嗜好たっぷりに選んでみた。

 

正反対な君と僕(阿賀沢紅茶)

 

空気を読んじゃう元気女子・鈴木が惹かれたのは、自分の意見をはっきり言える物静か男子・谷くん。大好評の読切が連載化!付き合った2人が楽しめる!共感マックスの等身大ラブコメ、ここに開幕!

少年ジャンプ+サイトより引用)

"等身大"という言葉がこんなにしっくりくる漫画もなかなかない。

「正反対な君と僕」は元気はつらつで周りの目が気になる鈴木と常にマイペースで物静かな谷の正反対な2人と友人たちが織り成す、とにかく元気の出るラブコメだ。

付き合いたてでどう接したらいいかわからず思わず調べまくってしまう検索履歴など、思わず「わかる!」と言ってしまうような描写が随所に散りばめられているのが魅力の一つだ。心理描写も秀逸で、誰しもがあの頃抱えていたもやもやが鮮やかに言語化されているのも読者に大きな共感を生んでいる。

また、鈴木と谷だけではなく、恋愛、友情、様々な場面で描かれる登場人物たちの"正反対"も見どころだ。

個人的には突然現れる"鏡花水月"や"八門遁甲"など細かいジャンプネタも楽しむポイントだ。

SPY×FAMILY(遠藤達哉

 

凄腕スパイ<黄昏>は、より良き世界のため日々、諜報任務にあたっていた。ある日、新たな困難な司令が下る――…。任務のため、仮初めの家族をつくり、新生活が始まるのだが!?スパイ×アクション×特殊家族コメディ!

少年ジャンプ+サイトより引用)

スパイの<黄昏>が任務遂行のために暗殺者の"妻"と超能力者の”娘”と疑似家族を作るホームコメディだが、3人は互いに正体を隠したまま。

シリアスでスリリングな内容のはずなのに思わず笑ってしまう破天荒な展開とセリフの数々が絶妙なバランスだ。

現在アニメSeason2が放送中、年末にも劇場版も控えており、ジャンプラで今一番注目されている作品といっても過言ではない。

特に娘(仮)のアーニャは街中でもグッズやアパレルなどを目にする機会も多く、本作の顔ともいえるキャラクターだ。他人の心の声が聞こえるという超能力を持っていて、誰よりも子供らしい発想と行動力で活躍する姿が可愛くて見ていて癒されること必至だ。

また、徐々に変化するロイド(<黄昏>の偽名)と妻(仮)ヨルの関係性や、常に暴走特急のようなヨルの弟とのすれ違いも見どころだ。

デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い(平方昌宏)

 

「暇つぶしに人間でも滅ぼすかのう!」突如として現れた、史上最強の悪魔!でもコイツ...チョロすぎ!?ポンコツだけど負けず嫌いな悪魔と繰り広げる暇つぶしコメディー、開幕!!

少年ジャンプ+サイトより引用)

腕っぷし最強の悪魔、のはずがそれ以外は驚くほどポンコツなデビィと、なぜか人類の命運をかけて暇つぶしに付き合わされる六郎のコメディだ。

ババ抜き、お尻相撲、バレーボールと毎回周囲の人間(と悪魔)を巻き込みながら人間界の遊びを満喫していくのだが、主人公の名前が凄六郎(すごろくろう)と、まさに暇つぶしをするために生まれてきたような名前である。

悪魔にとっては時間は無限にあっても、人間の時間は着々と進んでいく。少しづつ変わり始める環境が今後どんな展開になっていくのか注目だ。

ラーメン赤猫(アンギャマン)

 

人間のいない、猫だけが営むラーメン屋に面接に来た珠子。猫の店長に猫好きか聞かれ、珠子は正直に犬派と答えるとあっさり採用される。しかし仕事内容はラーメン屋ではなく、猫のお世話係で…!?

少年ジャンプ+サイトより引用)

猫が法的に認められた人格(猫格?)を持つ世界観で、猫が経営するラーメン店の日常を描いた作品。

様々な客との温かいやり取りで優しい気持ちになれる良い読後感がある。可愛い猫たちの仕草もこの作品の魅力だ。

時には迷惑な客や好きが行き過ぎてしまうファンなどもいるが、そこは腕の見せ所で後を引く展開にはならないので安心して読むことができる。

人間の珠子は猫より犬の方が好きという理由で採用されたが、好きすぎると仕事にはならないというのは確かにそうかもしれない。

雀児(平岡一輝)

 

新人の幼稚園教諭、西野ナコ。念願の先生としての生活は、園児への役満振り込みという衝撃の幕開けとなった…!100万円の負債を負ったナコを、園最強の児童、「雀児」は助けると豪語するが!?

少年ジャンプ+サイトより引用)

4歳児がアカギさながらの麻雀勝負を繰り広げるというなんともアウトレイジなストーリー展開。日本プロ麻雀連盟・越野智紀氏の監修もあり本格的な麻雀漫画となっている。

次々と繰り出されるイカサマと駆け引きについ読み進めてしまうが、それをやるのはすべて幼稚園児というギャップがアンバランスな面白さを生み出している。

度々回想に登場する先生ナコの元カレのクズっぷりもなぜか読者の人気となっている。

 

以上、今回はジャンプラ月曜連載陣の中からおすすめ漫画を紹介した。

ジャンプ+では他にもここでしか読めない連載作品、読切作品が多数あるので興味を持たれた方は是非のぞいてみてほしい。

 

他の曜日についても順次まとめていきたいと思うので気が向いたら見ていただけると嬉しいです。